REIN備忘録

私の備忘録ですハイ

latexエラー ¥usepackage{here}のエラー

久しぶりの更新。
MacOSをElCapitanにしてからTEXの仕様がいろいろ変わってきたせいなのか久しぶりにエラーが出てきたのでメモを。
ついでにいろいろまとめておけば後々楽になるのかな。

latexのfigure/tableは半自動的に位置を決定する。

ご存知の通りlatexで画像を¥includefigureなどを用いて文章の中に入れようとすると、コンパイルした時に自動的に位置が決められて文章に埋め込まれますね。
これがなかなか融通の利かない子で、うまく望んだ位置に入れてくれないことにやきもきすることが多いですね。
この環境のことをfloat環境と呼ぶようです。

デフォルトの位置指定子を使う。

一番オーソドックスな方法ですかね。¥begin{figure}[hb]といったようにすることで明示的に配置場所を指定してあげようという方法です。場所を指定するコマンドは

  • t ページの上
  • b ページの下
  • p 別のページ
  • h その場所

例えば[htb]とした場合はまず「コードを書いた場所」に出力しようとし、無理だったら「ページの上」に出力しようとするといったように順番に評価します。

位置指定子 [!] を使う。

どうやらLatex2eでは位置指定に[!]というコマンドを使用できるようです。
これを入力してあげると、ほかの位置指定子の存在を無視して多少強引にでも指定した場所に出そうと「努力」します。努力するだけなのでどうしても無理な時は入れれないようですが、大抵の場合これでうまくその場所に出してくれるようです。

パッケージ[here]を使う。

どうしても無理な場合はパッケージ[here]を使って強制的にブチ込みます。

%プリアンブル
¥usepackege{here}

〜(省略)〜

¥begin{figure}[H]

こうしてあげれば強制的に出力します。
いつもこうしてたんですが、なんでかわからないが今回はこれができないので[!]でやりましたが。